
RESEARCH #4
ツバメの巣 観察してみた

ツバメの巣…
我が家にツバメが巣をつくりました。
ツバメにも認められたようで大変うれしいものです。2007年6月から7月にかけて巣作りと子育てが行われて、4羽の雛がみな巣立ちました。
ついでに我が家の夏の花のいくつかも…
2007年 ツバメが我が家にやってきた!


こちらが裏から見た様子。
アップ ではわかりにくいかもしれませんが、アーチの左隅近くにほぼ完成した巣が見えます。
一週間くらいで出来上がったように思います。

これが巣の全体像。
ここに親鳥や雛がのっかっても壁から落ちたりしないか心配。
まぁ大丈夫そうなので作ったのだろうが。。。
6月2日
ツバメは人家の軒先に巣を作ることが多い出のですが、我が家の場合もやはり玄関です。
左に見える階段の上のアーチになっているところの裏側に、土やら植物の茎やらをベタベタくっつけ始めました。

6月9日
親鳥が1羽巣にいることが多くなった。
オスかメスかあるいは交代しているのかは、私にはわからない。夜もいるので、卵を産み終えて抱卵しているのだろう。

6月12日
夜もずっと卵をかかえている。
この間は、巣の中を覗き込むようなことは親鳥を怖がらせると思ってしていない。

7月1日
左とほとんど同じショットだが、2週間以上がたつ。
帰宅するときはなるべく頭を下げて、威圧感を与えないように心がける。

7月7日
明らかに親鳥が雛に餌を与えているようだ。
親鳥が巣を離れることが多くなってきた。脚立を取り出して、雛の様子を接写。4羽確認。孵化後すでに1週間ほど経過しているかもしれない。

親鳥らしき物音で口を開けて、雑音のような鳴き声を出す。

しばらく待つと必ず親鳥が餌をやりに来る。
ツバメが飛んでいる時の尾羽、いわゆる燕尾は狭い角度で二股に別れているが、巣の外側に足をかけるときは大きく広げて体の支えにしている。

7月8日
雛が大きくなってくると夜間も親鳥が一緒にいなくなる。
巣もそれほど大きくないし、雛でも4羽いればお互いのぬくもりで体温は十分に保てるのだろう。

7月15日
雛に親鳥と同じような羽が生えてきているようだ。
体も大きくなってきて、常に巣の外に体が見えている。

親鳥がくわえてきたのは蝶のようだ。

7月21日
さらに1週間。
もう親鳥とあまり変わらない大きさに育っている。あきらかに巣からは出しそうになってきている。

7月22日
左の写真の翌日の昼ごろ。
すでに1羽もいなくなっている。巣立ったようだ。
この日の夕方、この巣を入れ替わり立ち代わり覗きに来る4羽のツバメがいた。
またさらに、親ツバメらしきツバメも近くにいたようだ。
雛らしい、餌を求める鳴声を聞くと、親は怒って巣立った若鳥を攻撃していたように見えた。
翌日も隣の家の屋根に留まって、しばらく飛行の練習をしていたらしい。
ほんの数時間の間に巣立ちは完了してしまうもののようだ。

巣の真下には、フンがたくさん落ちるだろうと思って紙を敷いた。確かにフンはたくさん落ちたようだ!
秋にはツバメは東南アジアに渡ることになるが、来年もまたやってきてもらいたい。
ついでに夏の庭の花


フランス菊
昨年は花を咲かせなかったが、今年は非常に多くの花を咲かせた。
蜜源植物だが、うちではあまりチョウが集まってはいない。
ムシトリナデシコ
こぼれ種から芽を出したもの。
ごく小さな株にしかならなかった。

ブッドレア
バタフライフィッシュとも言われる蜜源植物の王様。剪定しつつ、高さ2m程度に抑えてある。草本に近く、あまり値が張らないみた いで倒れやすい。

サンジャクバーベナ
これもバタフライガーデンにはぜひほしい蜜源植物。屋外で見るものは群生していると野趣がありきれいだが、庭の中であまり面積をとらせることができないと、細長く風などで茎が折れたりしやすく、いまひとつ美しくできない。
早目に茎を切って、枝分かれを多くさせた方が高さを押さえて、折れにくくさせられるかも。


池のカエル
ツチガエルだろうか・・・?
エキナセア
これもあまりチョウを呼んでないようだ。

ガウラ
これは観賞用で蜜は期待していない。

ギンバイカ
花びらよりおしべの方が目立つ。
これも観賞用の小木


ニチニチソウ
ハンギングなどに適し、夏の暑さに強くよく花を咲かせる。


トケイソウとマツギク
トケイソウは極めて丈夫で成長力が強い。どんどん切っていかないと電線までも簡単に達してしまう。
ポーチュラカ
マツギクとは別に夏の暑さ、乾燥に強い植物として期待しているのだが、我が家ではどうも場所が適しているか、まだ決定されない。
どうも日当たりは絶対的に必要らしい。
スイカズラ
これも蜜は多く、蜜源植物として期待しているもの。今年は長い毛の毛虫にうじぶん葉を食べられた厄年だった。