大人がマジメに いきもの観察してみた
RESEARCH #1
アフリカツメガエルを育ててみた
仕事がらみで手に入ったアフリカツメガエルの胚(まだオタマジャクシと呼べないくらいのやつ)を、せっかくの機会だからと育てて見ることにした。飼育法についてはネットで検索して、かなりがんばって飼うことにしたぞ!
アフリカツメガエル
無尾目ピパ科ツメガエル属に分類される。南アフリカ原産。
陸にあがらず、一生水の中で暮らすカエル。
舌もないぞ。前足で口の中に食べ物をかき込むのだ!
写真⑥
こんな感じで
エアレーションをしながら飼います。
嫌気性の細菌の繁殖を防ぐためらしい。
水槽内を撮影するテクニックが定まっていないときだったので、ストロボを使っていて光が反射して見づらくなっています。
写真⑤
写真④
オタマのときは植物食だそうだ。
裏ごししたグリーンピースがよいとのことで、冷凍グリーンピースを購入。解凍して網に入れる
グリーンピースを網で包んでつぶす。(写真⑤)
これを水槽の水につけると、網の目を通って、ちょうど裏ごしされたグリーンピースが水槽の水へ移っていく。
餌をやってみた
写真③
写真②
どうやら、一日最低一回の水替えが好ましいらしいので、
ゴミ箱(26リットル程度)を2個購入。
これに水道水を汲み置きしておく。
水槽は10リットルのものをペットショップで購入。(エアーポンプもついて1200円程度と極めて安かった)
3日でゴミ箱一杯分の水がなくなる。
その間、もう一つのゴミ箱には3日間おいて、十分に塩素が抜けて室温になった水が整っているという寸法。
育てる環境 作ってみた
写真①
2004年2月14日(受精後16日)
もうりっぱなオタマジャクシ。
目と目が離れていて面白い頭。
この時期は頭が透明でなんかすごい。
体の中で目と目との間隔が一番幅広いというのも、なんか理解出来なくてすごい造形。
初めは60匹くらいいたが、どうにも飼育密度が高くなりすぎるので30匹程度に間引いた。
一部は実験用に凍らせて保存し、引き取られたものも何匹かいたが、残りはどうしようもなく廃棄でした。
水替えのときは
オタマを網ですくって、プラスティックのビーカーへ一時避難させる。ちょうど、左上の写真(①)のようにする。