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さて、今日は奈半利から50キロ以上離れた南国市の私の次男のアパートを目指します。朝、恐る恐る走り始めると、痛みも感じずに走れるので大いに喜びました。しかし、距離は長い。なるべくゆっくり走っていきましたが、35キロからは、やはり膝裏が痛くなってきました。歩くのですが、歩くのもやがて足を引きずり一歩一歩痛みに耐える感じになりました。
 そんな時に、話しかけてくる年配の人がいて、遍路に親切にしたい人なのかな、と話を聞いていると、お遍路を真面目にやらない方が良いという。「私、信仰ないし、まったく真面目でなく、物見遊山が目的でお遍路のふりをしている感じなので、むしろバチが当たる方です。」と答えるのだが、どうもその方は真言宗が良くないと、大いに熱弁を振るう、こちらは真言宗、どうでも良いと言っているのだが、一通り話さないと気が済まないらしい。結局、日蓮宗が良いのだと言いたいらしい。その理由は他の宗派がダメだからということのようだ。特に面白い話もなく、聞き飽きたのだが、今は痛くて走って逃げられない。私が興味を示さないと怒り出したので、話していて怒り出すのはよろしくないですよ、などと言うのだが、あまり人の話を聞いて自らを振り返ることはないようだ。とはいえ、彼のテリトリーから外れたのか、諦めてくれた。次々にキャラクターが登場してきて、まるでロールプレイングゲームのようだ。
 さて、なんとかかんとか、息子のところまではたどり着き(58.9キロ)、シャワーを浴び、夕食に出かけましたが、その時点で明日、40キロ以上走るのはおろか、歩くのも難しいだろう、少なくとも楽しく歩くことは不可能に違いない、と確信して、今回は今日で中止、明日の宿泊はキャンセルすることにしました。やはり、連日の長距離のためには、体調、体力が充実していないとダメなようです。次回はそのあたりをきちんと整えて再開してみるとしましょう。

知ろう四国、走ろう四国「お四国ラン」第5回目 その③ 2016年5月1日
知ろう四国、走ろう四国「お四国ラン」第5回目その② 2016年4月30日

金剛頂寺の宿坊から次を目指します。

 

予定としても疲れているはずなので、歩ける距離、約20キロとしています。そのあたりの計画が我ながら絶妙で、今日は全く走

 

ることはできません。しかし、明日、走れるのか?今日は、歩き遍路の気持ちでのんびりと物見遊山にも力が入ります。

知ろう四国走ろう四国「お四国ラン」第5回目その① 2016年4月28日-29日

連休を利用して、連日走る予定です。

まずは室戸岬で日の出を見てみたいので、前回の薬王寺のあった日和佐の駅からに走り始めます。夜を徹して朝の5時に室戸岬に到着したい。4日前にとくしまマラソンで頑張ってしまっているし、荷物も結構あるわで、自分にとって最長の75キロ、堪えました。それでも、室戸岬での日の出に間に合いました。室戸岬では海上に雲がへばりついて、雲の上から太陽が昇る写真は撮れるが、海から直接昇るところは年に何度も撮れないと言われるところ、なんとか、雲と海の間の太陽を見ることができました(だからなんだということでもありますが、あんたは運がいいと言われました)。

室戸岬に到着すると、ほぼ力を使い果たしているので、すべて歩いています。膝裏の筋肉が痛い。

知ろう四国、走ろう四国 「お四国ラン」4回目 2016年4月10日 阿波の国 さらば

さて、徳島駅から前回終了した勝浦、生名のバス停まで1時間ほどかけていき、そこから再開です。始発が7:10で生名着が8:06なので朝が少々遅いスタートです。鶴林寺、その次の太龍寺は山の中にありますが、すでに経験した焼山寺ほどではないということです。

確かにそうですが、今日はその先、海に向かい、日和佐の薬王寺まで札を打ちます。山から海に行くのだから、下りを快調に走ってあとはフラットだろうと思ったのですが、ちょっと甘かったです。

途中に峠がいくつもありましたし、岩場の多い海岸線で、上り下りが結構ありました。焼山寺のコースでは走行距離が50 kmとなり累積の登りが1861 mほどでした。

今回、45.9 kmほどでしたが、累積の登りは1957 mで、終盤でも登りがあるこちらの方がきつかったです。残り5 kmは水分を満タンにすると結構力が出てきて、最後の1 kmは4:30/kmで進みました。

とはいえ、面白いものがあると立ち止まって写真を撮ってしまうのでそれほど速いラップになっていませんでした。15:17の汽車に乗って帰る予定であり、最後の薬王寺を出て日和佐駅に到着したのは15:12くらいで、最後をのんびりしたら、次の汽車は16:58と1時間半以上おそくなってしまうところでした。

24日には徳島マラソンがあるので、それまでは「お四国ラン」はお休みです。

今日で阿波の国は制覇。23の札所を回りました。全部で88だから、ちょっと多めなのですね。次回は海岸線をひたすら夜に80 kmほど室戸岬での日の出をめざして走ります。帰宅し、風呂、ビールの後に体重を測ると54.0 kg。普通は56キロ台なので、かなり減ってしまっています。水分は2リットルに350 mlの缶ビールが加わり、通常の昼食の他、バーを4本、ウイダーを2パック摂取していたのですが、やはり運動量と気温で汗が出ていたのでしょう(かなりは乾いてしまうのであまり実感しにい)。夕食はお腹が痛くなるくらい食べねば。

知ろう四国、走ろう四国 「お四国ラン」第三回 2016年4月9日

さて三回目。昨日ロードでの35キロビルドアップの疲労が結構ある状態なので、今日はジョグで行くしかないです。

しかも、昼からは雨らしい。今後も雨であろうが予定通り走ることになるので、今のうちに雨を経験しておくのは重要です。

今回、徳島大学の近く、私のジョギングコースを通り、眉山を超えてから、さらに私の宿舎の前も通ります

ということでルートとしてはちょっと楽しみです。雨は早く降り始めました。今日は気温はそこそこなので、走っているときは体に問題はありませんでしたが、目的地に到着してからバスを待つ間、濡れた体に風が強いため、かなり冷えました。

雨が降り出したらすぐにサロモンの防水のジャケットを着たのですが、やはり内部での汗と雨で内側に着ていた半袖のシャツはかなり濡れていました。それを想定していたので、半袖のシャツを脱いで、ザックに入れておいた長袖シャツに着替えました。それでもバスを待つ間吹きさらされるとちょっと寒く、ほぼ予定通りにバスが来たので助かりました。

今日は38キロほどでしたが、少々山道もあり、雨にも降られ、外国人に間違われて声をかけられたり、桜祭りでバスがいつもと違うルートを通り、臨時のバス停が違う道にある、と教えて頂いたり、なかなか充実していました。

知ろう四国!走ろう四国!「お四国ラン」第二回 2016年3月21日

休日を利用して連日で走ります今回メインは山でした。風は相変わらず強く、やはり山は寒いので、袖をまくったり降ろしたり、頻繁な体温調節が必要でした。それでも上からの眺め、山間の景色は素晴らしいものでした。

今日は50 kmです。12番の焼山寺は700mの高さにあり、本日の累積高度上昇は1861 m。六甲で言えば、菊水山、鍋蓋山、摩耶山を経て六甲最高峰までといったところ。日帰り登山としては少し大変といったところでしょうか。

12番までなら距離もそれほどでないので、ハイキングをする人ならまるでどうということはない山道でしょう。私の場合は、昨日の42 kmに加え、今日の50 kmではどうなってしまうか、と不安がありましたが、まあそれほどではありませんでした。

さすがに上りがあるし、それをある程度の速さでこなそうとするので太腿には疲労が残りましたが、やはりきついトレーニングというほどにはなりませんね。ロードできちんと35 kmを走ったほうがよほど大変な気がしました。

本来、物見遊山が目的なのに、今回は、走行計画と体の方が気がかりだったので、余計なことを書いています。水分以外の補給が全くない状況で35 km山道を走るので、携行するエネルギー源もよく考えました。初めて現れるコンビニまでギリギリ持ちました。

知ろう四国!走ろう四国!「お四国ラン」第一回 2016年3月20日

四国一周物見遊山の旅を始めました。

いわゆるお遍路にのっかり、週末などを利用して少しずつ一周します。

徳島に赴任したので、四国を知ろう。信仰は全くありませんが、敬虔なお遍路に眉をひそめられないように、お遍路ぽく振舞います。

当然、ご利益は求めないし、むしろバチが当たるのを覚悟して始めます。

初日、予定では38 kmほどだったのですが、実際には42 km少しロストしたのと、お寺の中の動きまで計測されていたからでしょう。

1番から10番まで札を打つのでお寺での休息時間が多く(とはいえロウソク、線香、読経に納経など実際に休みはありません)、42 kmは大した疲労に繋がらなかったようです。

むしろ続けて翌日走れるか、という方に緊張します。風が強かったのですが、天気が良かったので、早春を満喫できました。

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